プロパーカードと提携カード
クレジットカードでよく「提携カードが良いよ」とか「プロパーカードが良いよ」・・・なんて声を良く聞きます。
クレジットカード業界には「提携カード」と「プロパーカード」に大きく2分されます。
世の中のクレジットカードユーザーの大半はおそらく提携カードをお持ちでしょう。
では実際に提携カードとプロパーカードはどちらが優れているのでしょうか?
どちらがお得なのでしょうか?
そしてどちらが審査が甘いのでしょうか?
今日は提携カードとプロパーカードの両者を比較した上でどちらが優れているのかを取り上げてみましょう。
プロパーカードとは?
プロパーカードとは、クレジットカードの国際ブランドが独自に発行しているクレジットカードをいいます。
代表的な例としては・・・・「アメリカンエキスプレスカード」、「ダイナースカード」、「JCBカード」などです。
国際ブランドという知名度もあってご存知の方も多いかと思います。
プロパーカードのメリット
プロパーカードのメリットといえば「手厚いサービス」、「万人向けに使えるクレジットカード」、「ステイタスの高さ」などではないでしょうか。
確かにアメックスカードもダイナースクラブカードもステイタスが高いです。
JCBカードもアメックスやダイナースほどではありませんが、それなりに認められたステイタスを持っています。
持っていれば「カッコいい!」、「素敵!」、「リッチ!」と思われます。
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プロパーカードは大抵は便利な付帯サービスを持ち合わせております。
空港ラウンジの無料利用サービスや、空港手荷物宅配サービス、専用デスクサポートサービス、安心の国内・海外旅行保険サービスなど。
だから誰かに「どれか一つおススメのクレジットカードを紹介してほしい」と言われたら私は迷わずプロパーカードをオススメします。
プロパーカードのデメリット
付帯サービスなどが手厚いプロパーカードですが、デメリットもあります。
それはポイント還元率があまり良くない事です。
高還元率のクレジットカードのほとんどが提携カードです。
最近では還元率1%は当たり前で、還元率が高いカードだと2%という提携クレジットカードもあります。
しかしプロパーカードは平均的なポイント還元率は0.3%〜0.5%位です。
もともと付帯サービス重視のクレジットカードなのでポイントサービスは良くありません。
プロパーカードのもう一つのデメリットは年会費がかかることです。
それも高めの年会費のカードが多いことです。
アメックスカードやダイナースカードの年会費を見れば分かりますが・・・。
プロパーカードはもともとステイタスを売りにしているので、庶民的なポイントサービスは充実しておりません。
年会費も割高です。
その代り保険やサポートなどの付帯サービスは非常に充実しております。
提携カードとは?
提携カードとは、企業や店舗と提携しているクレジットカードをいいます。
例をあげると、TSUTAYAと提携している「Tカードプラス」、丸井と提携をしている「エポスカード」、ENEOS石油と提携している「ENEOSカード」などがありますよね。
その他、数えきれないほどの提携クレジットカードがこの世にあります。
大手企業の数だけ提携クレジットカードもあります。
大手のグループ店、チェーン店は大抵提携カードを発行しております。
コンビニやドラッグストア、ファミリーレストラン、居酒屋チェーン、アパレル業界、ホテル業界、航空会社、ガソリンスタンド、百貨店にスーパーなど。
提携カードのメリット
提携カードのメリットはなんといっても提携店で割引で物が買えたり、提携店でポイントが倍になったりとお得な特典が多いです。
自分が普段ひいきしているお店の提携クレジットカードを持てばお得に使えること間違いありません。
また提携カードは年会費が無料だったり年会費が安かったりとコストがかかりません。
庶民向けのクレジットカードが多いので持っていて損はありません。
また提携カードは審査基準も甘いカードが多いです。
だからアルバイトやパート、派遣、主婦、自営業者など万人向けで幅広い職業の人が取得しやすいカードといえます。
提携カードのデメリット
提携カードのデメリットは、提携店以外の利用はそれほどお得では無い点でしょうか。
たとえばファミリーマートの提携カード「ファミマTカード」はファミリーマートでカードを利用すればポイントが2倍以上お得になります。
またファミリーマートの特定の商品を割引で買える特典もあります。
しかし、ファミリーマート以外の店舗で利用するとポイント還元率は0.5%位
プロパーカードとそれほど還元率が変わらなくなります。
また提携カードは年会費が安い分、付帯サービスはそれほど充実しておりません。
国内・海外旅行保険がついていない提携カードもありますし、その他のサポートサービスも簡素です。
また電話デスクも専用デスクではないので普段混み合っていてなかなか電話がつながらない事が多いです。
ぶっちゃけ提携カードとプロパーカードはどちらが良いの?
こればかりは一概にはいえません。
クレジットカード利用者の一人一人がそれぞれライフスタイルが異なるからです。
例えば・・・いくらプロパーカードのサービスが優れているからといって普段、丸井で買い物を沢山している人がプロパーカードを使ってもほとんどお得にはなりません。
やはり丸井のヘビーユーザーならばプロパーカードよりもエポスカードを持った方が良いです。
一方で普段ほとんど飛行機に乗らない人がJALの提携カードやANAの提携カードを持っていてもそれも意味がありません。
自分の贔屓している店舗が無い人、飛行機にあまり乗らない人、鉄道にのあまり乗らない人、車にあまり乗らない人はJCBのプロパーカードでも持っていた方が良いかもしれません。
クレジットカードも持ち手のライフスタイルによって合うカード、合わないカードがありますので自分に合ったカードを持つべきでしょう。
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