ブラックリストの個人事業主・自営業者でも借りられるカードローンはある?審査の現実と選び方

中小企業の社長 ブラックリスト ブラックリストでもキャッシング

「ブラックリスト状態でも借りられるカードローンはないのか」

「個人事業主や自営業だと、さらに審査に不利なのではないか」

このような不安を抱えながら、資金繰りや生活費のために借入先を探している方は少なくありません。特に個人事業主や自営業者は、会社員に比べて収入の波があると見られやすく、カードローン審査で不安を感じやすい立場です。

しかし実際には、ブラックリストの状態や現在の返済状況、提出できる書類の内容によって、可能性は大きく変わります。大切なのは、「絶対に借りられる」という甘い言葉を信じることではなく、正規の貸金業者の中から、自営業者でも申し込めるカードローンを現実的に選ぶことです。

この記事では、ブラックリストに不安がある個人事業主・自営業者に向けて、カードローン審査の基本、自営業者が申し込みやすく融資可能性が高いビジネスローンの候補、審査通過率を下げないためのポイント、さらにカードローン以外の選択肢まで分かりやすく解説します。

「過去に延滞や債務整理がある」
「いわゆるブラックだから、大手ではもう無理かもしれない」
「しかも自営業・個人事業主で審査がさらに不安…」

そんな不安を抱えながら、資金繰りや生活費の都合でカードローンを探している方は少なくありません。

ただ、最初に大事なことをはっきり書くと、正規の貸金業者で“ブラックでも必ず借りられる”と公式にうたっているカードローンはありません。

貸金業者は契約時に指定信用情報機関の信用情報を利用する必要があり、実際にCIC・JICC・全国銀行個人信用情報センターには申込情報や契約情報、延滞・破産などに関する情報が一定期間登録されます。

つまり、事故情報が現在進行形で残っている間は、無担保カードローンの審査はかなり厳しいのが現実です。

たとえばCICでは、申込情報は照会日から6か月、契約情報は契約期間中および終了後5年以内保有されます。

JICCでも契約継続中および契約終了後5年以内が基本で、全国銀行個人信用情報センターでは取引情報は契約終了日または完済日から5年以内、官報情報は7年以内とされています。つまり、「昔に問題があった」だけでなく、今その情報が残っているかどうかがとても重要です。

では、ブラック懸念のある個人事業主・自営業者は、どう考えればよいのでしょうか?

結論から言えば、狙うべきは「ブラックでもOK」と断言する業者ではなく、自営業者の申込み自体を受け付けていて、現在の収入や書類をしっかり見てくれる正規業者です。

加えて、消費者向けの無担保ローンは原則として総量規制の対象で、貸金業者からの借入は年収の3分の1までが基本です。

一方で、個人事業主の事業資金については、事業計画や収支・資金繰り資料を出して返済能力が認められれば、例外的な扱いがありえます。つまり、生活費目的のカードローンなのか、事業資金目的なのかで打ち手が変わります。

自営業者が候補にしやすい正規ローン

☆セントラルのカードローン

まず候補にしやすいのがセントラルです。公式サイトでは、カードローンの貸付対象者を「20歳以上で定期収入と返済能力を有し、当社基準を満たす方」とし、自営業・パート・アルバイトも審査の上で利用可能と案内しています。

貸付金額は1万円~300万円、実質年率は4.80%~18.00%です。大手で落ちた人が次の候補として見ることの多い中小系ですが、もちろん審査はあります。

セントラルの融資申し込みはこちら

 

☆フクホーのローン

次にフクホーです。

公式サイトでは全国対応・来店不要・最短即日融資可能と案内され、貸付金額は5万円~200万円、金利は金額帯に応じて実質年率7.30%~20.00%です。

さらに申込フォームでは雇用形態に「自営業者向けの融資」が用意されており、自営業者の申込みを想定していることが分かります。

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☆アローのローン

アローも候補に入ります。

公式サイトではフリープランの融資額が200万円まで、貸付利率は14.95%~19.94%、担保・保証人は原則不要とされています。さらに申込フォームでは、自営業者でも確定申告等の年収証明が提出できれば申込み対象である一方、現在ほかの返済が遅れている人は契約できないと明記されています。

ここは大事で、過去の傷よりも、いま現在の延滞があるかどうかが強く見られることを示しています。

アローのローン申し込みはこちら

☆ダイレクトワンのローン

事業資金寄りで考えるなら、ダイレクトワンも見ておきたいところです。

通常のカードローンは20歳以上で安定収入がある人が対象で、極度額1万円~300万円、実質年率4.9%~18.0%。加えて公式サイトでは、別商品として「自営業者サポートローン」も用意されています。

必要書類ページでも、自営業者(個人事業主)は収入証明について問い合わせ案内があり、個人事業主向けの取扱いを想定しています。生活費目的の一般カードローンより、事業資金ならこちらのほうが筋が良いケースがあります。

ダイレクトワンの詳細はこちら☆

審査通過率を少しでも下げないための考え方

ここで重要なのは、短期間に何社も連続申込みしないことです。CICでは申込情報が6か月保有されるため、短期間に申込みが重なると、審査側から「資金繰りが相当苦しいのでは」と見られやすくなります。申込情報そのものが記録される以上、やみくもな多重申込みは避けたほうが無難です。

また、自営業者は会社員よりも「収入の安定性」を説明する書類が大切です。アローが確定申告等の年収証明を求めているように、確定申告書、納税証明、事業の入出金が分かる通帳、請求書や売上資料などを整えておくと、少なくとも土俵には乗りやすくなります。

ダイレクトワンも自営業者は別途問い合わせ案内としており、個人事業主は書類準備の差が結果に出やすいと考えておいたほうがよいです。

そして、現在進行形の延滞があるなら、先にそこを解消することが最優先です。実際、アローは「現在、他社のご返済が遅れている方はご契約出来ません」としています。事故情報が残っているだけでも厳しいのに、今の延滞があるとさらに難易度は上がります。

本当に事業資金なら、カードローン以外のほうが現実的なこともある

もし借りたいお金の使い道が生活費ではなく、仕入れ・運転資金・設備修理費などの事業資金なら、無理に消費者向けカードローンに寄せるより、事業者向けのルートを優先したほうが現実的です。

日本政策金融公庫は小規模事業者・個人事業主向け融資を扱っており、面談では事業計画や資産・負債が分かる書類などを確認したうえで融資判断を行うと案内しています。

信用情報が無関係とは言えませんが、事業の中身を見てもらえる余地があるぶん、資金使途が事業なら検討価値があります。

当記事のポイント

ブラック懸念のある個人事業主・自営業者がカードローンを探すときは、「ブラックでも借りられるところ」を探すより、「自営業者の申込みを受け付けている正規業者の中で、現在の返済能力を説明できる状態をつくる」ことが大切です。

現実的には、候補として見やすいのはセントラル、フクホー、アロー、そして事業資金寄りならダイレクトワンの自営業者向け融資商品です。

ただし、現在も事故情報が残っている、もしくは延滞中で返済遅れが続いている場合は審査がかなり厳しいため、まずはCIC・JICC・全国銀行個人信用情報センターで自分の情報を確認し、申込みは1社ずつ慎重に進めるのが基本です。

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